つみたてNISA:どの投資信託を買うべきか?

 

つみたてNISA:どの投資信託を買うべきか?

つみたてNISA対応の投資信託がどんどん増えています。
つみたてNISAを機に投資を始める人にとっては増えすぎて訳が分からないのではないでしょうか?
今回はつみたてNISAで現時点でのおすすめの投資信託と選ぶ時のポイントをご紹介します。

 

おすすめその1:安定間違いなしの一本、たわらノーロード先進国株
たわらノーロード先進国株は投資信託の低コスト化を推し進めてきた優良投資信託です。
これを年間40万買うだけで良好な運用ができるでしょう。
オススメな点はなんといっても安定であることです。
投資信託の手数料は信託報酬とその他のコストを足した実質コストで計算されます。
たわらノーロード先進国株は信託報酬0.225%+その他コスト0.038%です。
12月から信託報酬0.200%に値下げされる予定です。
他にも同じくらい安い投資信託はありますが、まだ実質コストが判明していないものが多く、安いかどうかはわかりません。
実質コストが判明していて、安く、トラブルも起きていない優良な投資信託です。

おすすめその2:最安で全世界投資、野村つみたて外国株投信
なんと信託報酬0.19%で全世界に投資できる投資信託です。
一本で完璧な分散投資ができるのでこれを年間40万買い続けるだけで問題ないでしょう。
10月から販売開始なので実質コストはわかりませんが、野村の投資信託はその他コストがめちゃくちゃ高いというトラブルは起こしていないので一定の信頼があります。
全世界投資は先進国+新興国投資です。新興国投資信託は最も安い信託報酬が0.34%ですので、それと比べると0.19で全世界に投資できるという破格の安さです。

 


次は、つみたてNISAで投資信託を選ぶポイントです。

1、安さ
なんといっても一番気にしなければならないのは安さです。
しかし、新しい投資信託は実質コストがわかりません。
つみたてNISAは20年保有し続けることになるので、慎重に選ぶ必要があります。

2、純資産
投資信託の純資産は重要です。
これが多ければ多いほど、実質コストは下がります。
また、少なすぎると運用を停止して強制的に払い戻しされるかもしれません。
つみたてNISAは20年間持ち続けたほうが効果が大きいので、途中で解約させられるものは避けたいです。

3、債券やリート(不動産)は不要
債券やリート(不動産)を入れてリスクを下げましょうとよく言われますが、つみたてNISAには不要です。
つみたてNISAだけで投資をする人は貯金をしていることと思います。もしくは保険に入っていたりとか。
つみたてNISAは満額でも年間40万なので債券がなくても貯金を持っていることでリスクは下がっています。
つみたてNISA以外にも投資をしている人はつみたてNISA以外で債券やリート(不動産)を買えばいいので、わざわざつみたてNISAで買う必要はありません。

また、リスクを下げる必要もありません。20年間投資信託保有し続けるので、時間でリスクが分散されまくっています。
過去のデータによると20年保有した場合、損をするタイミングはほとんどありませんでした。
今後は違うかもしれませんが、毎年40万買い続け、20年保有するのでリスクは極めて小さいです。
債券の組み入れはもともと少ないリスクをさらに下げますが、リターンを大きく損なうのでコスパがよくありません。

4、アクティブファンドは選ばない
アクティブファンドは好成績のものもあり、非常に魅力的ですがつみたてNISAには適さないと思います。
20年保有するのが前提ですので、今後も好成績を出し続けれるかわからないものは選びづらいです。
つみたてNISA以外で購入すればいいと思います。

以上の点を踏まえて決定するといいと思います。
今後もラインナップが増えることに期待しましょう。