行きたい会社を決める方法(つづき)

 

行きたい会社や業界が見つかったら同業界の企業をリストアップしてみましょう。
3つ以上業界を決めるのをお勧めします。
ここで選択肢を狭めるとにっちもさっちもいかなくなることがあります。
バイオならお勧めは食品、IT、商社みたいな感じで受けてみてはいかがでしょうか。
自分が文系だったら公務員受けてますね。公務員以外で軸を考えるなら商社、IT、インフラですかね。

 

業界が決まったら会社をリストアップします。
食品だとわかりやすいと思いますがJTとか味の素とかサントリーとかの最大手。
キッコーマン伊藤ハムカルビーなどの大手。
敷島パンとか不二家とか大手子会社などの中堅。
全国展開してるけど名前も知らない和菓子屋とかの中小。
色々ありますね。
食品業界の特徴としては中堅以下の待遇が悪いことですね。極端に給料が下がって激務です。
あと無駄に倍率が高いです。知名度が高すぎる弊害ですね。
軸が食品だけなら最大手から中小までバランスよく受けましょう。
私は大手までしか受けませんでした。
リストにするのが面倒な人は就職偏差値とか見ましょう。

 

では次にITを例に考えてみます。
ITと一言に行っても仕事は様々です。
今回は私が受けた文系でも全く問題のないITとしてSIer(SE)を紹介します。
SIerは会社の運営に必要なシステムを作ったり保守したりする仕事です。
プログラミングは多少するかもしれませんが大半は関係部署との話し合いをするのが仕事です。
一般に、ユー子、メー子、デー子などが有名ですかね。
詳しくは別記事で書きます。
今回はユー子に絞って考えてみます。
業界的に結構採用数が多いので、滑り止めとして有効です。
待遇もよく、就職難易度と待遇のバランスが取れています。
ユー子はITの割にはそこまで激務な企業はあまりありません。
激務高給なとこもありますので好みで選べます。
野村総研などの最大手。激務高給
農中、MUITなどの大手。まったり待遇もいい。
かんぽシステム、JR東海情報システムなどの中堅。給与は落ちるが働きやすいし安定。
就活しないと知らない企業がほとんどだと思います。
しかし、大手の子会社なので安定しており、ITとはいえプログラミングはほとんどしません。
ITは激務といわれますがそれは下請けの話ですので元請けがほとんどのユー子には無関係です。
ランキングにも学歴レベルが書いてあって就活の目安になります。(参考程度にしてください)

こんな感じに業界を調べてどんな就活をするか考えます。
今回は食品の最大手、大手を第一志望群。
ITの大手を第2志望群。中堅を滑り止め。などで考えてみます。
就職難易度は人によって違うので人によって違うと思います。

三つ目の業界はここに商社をバランスよくくわえたり、商社の最大手だけ受けて第一志望を厚くしたり、中堅商社をメインで受けて第二志望を厚くしたりと加えていきます。

私は大手に行きたかったので様々な業界の最大手や大手をエントリーしまくりました。
その結果、様々な業界を受けることになりました。

 

 

こんな感じで難易度と志望度のバランスを取りながら受ける企業を決めていきます。
受ける数も業界によって違います。
食品大手ばかり30社エントリーしたら東大院卒でもNNTになっても何の不思議もありません。
エントリー数の目安はエントリーシートをどれだけ出せるかによって決めればいいと思います。
質を保ちつつ最大で出せるエントリーシートはいくつか?
一日一枚で考えると30枚くらいが限度ですかね?
企業によっては自己PRだけのところもあるのであらかじめ書いておけば苦も無く出せますね。
自己PRを練り切れずに3月に入ってしまった人は30出すのも難しいかもしれませんね。
ちなみに私は3月に42社、4月に32社出しました。
振り返ってみると多すぎですね。エントリーシートの内容も甘かったと思います。
しかし、改善する時間がなかったわけではないので単に努力不足ですね。
数は同業界を受けた人に聞きながらお好みで決めてください。