今回は仮想通貨のバブルに関してです。
市場がだいぶ落ち浮いてきたので仮想通貨バブルに関して書こうと思います。
現在、仮想通貨全体の時価総額は300Bドル程度です。
ここ最近は300Bドル程度が底になっていて、底硬いです。
このことから、年末年始の急激な高騰がバブルで、現在はバブルが崩壊した後だと思います。
年末年始に一気に取引高が増えており、ちょうどコインチェックがはやった時期で、仮想通貨初心者が一気に流入して来ました。
そして一月から二月にかけて暴落しました。
熱狂の中で高騰し、一瞬にして地に落ちる様はまさにバブルでした。
その後、5月になぜか取引高が増え、一過的にあがりましたがまた底を打ちました。
これからどうなるかはわかりませんが、現在は安定しています。
300Bドルの時価総額で安定しています。
これは去年の11月の水準です。
私はバブルが崩壊すれば仮想通貨は無価値になると思っていました。
それにしては仮想通貨に価値が残りすぎています。
去年の年末からの短期的なバブルは終了を迎えました。
しかし、仮想通貨はつぶれていません。
また何かのきっかけで暴騰する可能性があります。
現在はまだバブル後の調整相場の中にいます。
原資は抜いてあるので残りの仮想通貨を放置することで、利益を狙います。
1000倍になったら働かなくても良くなります。
アセットアロケーションをどうすべきか
アセットアロケーションは年齢とともに変えていくべきですが、どのように変えていくのが良いのでしょうか。
若いころは株式中心で良いですが、定年後は債券の比率を上げていくべきです。
年を経るごとに債権比率を高めていき、リスクを下げるのが理想的です。
なんとそれを自動でやってくれる投資信託があります。
ターゲットイヤーファンドといい、定年時の年が名前についています。
たとえば、ターゲットイヤーファンド2050みたいな感じです。
しかし、残念ながら日本にはまともなものはありません。
手数料が高すぎます。
米ETFで良いものはありますが、日本人は買えません。
なので、安いターゲットイヤーファンドが出るのを待つか、米ETFを参考に自分で比率を帰るしかありません。
今回は経費率0.13%のバンガードのETF、Vanguard Target Retirement Fundを紹介します。
このETFのアセットアロケーションは以下のようになっています。
Underlying Vanguard Fund | Income | 2015 | 2020 | 2025 | 2030 | 2035 | 2040 | 2045 | 2050 | 2055 | 2060 | 2065 |
Total Stock Market Index | 18.2 | 26 | 33.4 | 38.7 | 43.2 | 47.6 | 52.1 | 54.2 | 54.1 | 54.1 | 54.1 | 53.9 |
Total International Stock Index | 12.1 | 17.6 | 22.3 | 25.6 | 28.5 | 31.4 | 34.4 | 35.8 | 35.9 | 36 | 35.9 | 36.1 |
Total Bond Market II Index | 37.2 | 32.1 | 28.6 | 25.2 | 20.1 | 14.8 | 9.6 | 7 | 7 | 7 | 7.1 | 7 |
Total International Bond Index | 15.8 | 13.5 | 12 | 10.5 | 8.2 | 6.2 | 3.9 | 3 | 3 | 2.9 | 2.9 | 3 |
Short-Term Inflation-Protected | 16.7 | 10.8 | 3.7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
思ったより株式比率が高めです。
3年前にリタイアした人向けの商品2015でも株式比率は40%以上です。 配当を受け取ることを目指している商品のIncomeでも株式比率が30%となっています。
これを参考に自分のアセットアロケーションを考えたいですが、ここで大問題が発生します。
ドルベースで考えるならこれで良いですが、円ベースで考えるとヤバイです。
まず、株や債券を時価総額比率で買うと外貨が多くなりすぎます。
為替がダイレクトに影響するため、老後の資金として微妙です。
為替の影響を回避するために日本債券を増やすなどしなければなりません。
しかし、日本債券を増やすのも問題です。
利回りはほとんどなく、リスクだけの商品です。
まだ現金を持っていたほうがマシでしょう。
為替ヘッジ付の外国債券投資信託を買う選択肢もありますが、手数料が高いです。
日本は投資の環境が整っているとは言いがたいです。
格安のターゲットイヤーファンドはつみたてNISAと一緒に売れるだろうし、どこか設計してくれないかなぁ。
マーケットセミナーに関して
大手銀行主催のマーケットセミナーに行ってきました。
驚くほど内容がありませんでした。
マーケットセミナーに行ったはずなのに、ライフプランだのインフレするから投資が必要だの買い煽るだけでした。
2時間のセミナーの半分がそれです。
昔は金利が6%ついたから貯金だけでよかったけど今は違うとか72の法則とかばかり。
とっくに知っているし、マーケットの話ではないし時間の無駄でした。
後半はマーケットの話でしたが、ググれば出るような、経済ニュースを見ていれば知っている内容ばかりです。
しかも、いろんな市場をちょっとづつ説明するだけで内容がほとんどありませんでした。
そして、特に根拠も説明せず買わずに乗り遅れないでくださいみたいな内容です。
話は上手いです。あれで買う人もいるんだろうな戸は思います。
しかし、マーケットセミナーと聞いていたのでマーケットの現状の説明とか考察とか聞けるんだろうなと思っていたらまったく違いました。
セミナーの名前を「老後資金の運用方法」とかにしておくべきです。
しかし、収穫がまったくなかったわけではありません。
今回の収穫は二点です。
1、老後不安を煽って投資さえるのが最近のトレンドで、大手銀行でもそれは変わらないことがわかった。
2、米国債について聞きたいといったら、調べて説明してくれることになった。
今回のセミナーで学ぶことはありませんでしたが、今後の債券の勉強のための足がかりにしたいと思います。
債券投資について
米国債の金利が3%となっていて話題になっています。
私はインデックス投資をすることで5%くらいのリターンを目指しています。
しかし、米国債の金利が3%であるならば、そんなにリスクとらなくても良いんじゃないかなと思います。
インデックス投資は守りの投資なので、そのコンセプトを重要視するなら、米国債も視野に入ります。
しかし、買い方が良くわかりません。
いや、買い方はわかるんですが、手数料とか証券会社がどう保管してくれるかとか、証券会社が倒産したらどうなるかとか調べることが多いです。
また、流動性も良くわかりません。
株が暴落した再に債券を売り、株を買いたいですが米国債の場合は簡単にいかないかもしれません。
これが投資信託だったり、米ETFであれば何の問題もありません。
この前大手銀行のセミナーに行き、連絡先を伝えてあるので勧誘の電話がそのうち来ると思います。
そのときに聞いて知識を増やしたいです。
残念ながら大手銀行の勧誘で何かを買うことはないと思いますが、上手く使っていこうと思います。
投資信託は解約すべきではないという思い込み
もうちょっとするとインデックス投資を始めて一年になります。
当時のことを思い出すといろいろあったなと思う反面、あっという間の一年でした。
投資方針を試行錯誤したり、現物株やFX、米ETF、CFDなど手広く触ったなと思います。
結局、インデックス投資一本に落ち着きました。
資産形成の方法としてはインデックス一本で良いと思いますが、せっかく勉強するなら個別株などで大きなリターンを得たいです。
若いうちはリスクを大きく取れるので、若いうちに集中投資をして、お金を増やしてから堅実な運用をしたいです。
しかし、インデックスでない投資となると途端に難易度が上がります。
市場に勝つのは容易ではありません。
できる人は尊敬します。
今回は、インデックスファンドとアクティブファンドのお話です。
インデックス投資では「インデックスファンド」を「長期」で「積み立て続ける」という戦略を取っています。
インデックス投資はこの方法をとっているから戦略的な投資なのであって、これから外れると戦略も何もなく適当に株を買っているのと変わりません。
そういったギャンブルも悪くはないですが、せっかく戦略があるので徹底していきたいです。
この戦略の鍵はかぎ括弧の三つです。
「インデックスファンド」:市場平均を買うだけで一切の個人的な思い込みを含まない。
「長期」:保有し続けることで短期的な上げ下げを無視して、世界の発展と連動した利益を得る。
「積み立て続ける」:タイミングを一切無視し、長期リターンのみ見る。
これは安く買って高く売る戦略ではありません。
長期の世界の成長に乗っかる戦略です。
だから短期で売ってはいけないのです。
売るときは老後貯金を切り崩すときです。
一方、アクティブファンドで同じ戦略をとっても意味がありません。
アクティブファンドはダメなやつがあります。
投資が下手で、市場平均を下回るやつを持ち続けても意味がありません。
また、セクターが細かいため、調子のいいときだけ買うべきです。
ひふみ投信やジェイりバイブなんかは流行の投資信託ですが、これは単にその市場が今稼ぎやすいからです。
日本の新興株が稼げる市場でなくなったら即刻売るべきです。
電気自動車アクティブファンドとかAIアクティブファンドとかいろいろありますが、同じことです。
市場が盛り上がりそうなら買い、盛り上がりが終わってきたら売らないといけません。
インデックス投資とはそもそも戦略が異なります。
適切なタイミングで買い、適切なタイミングで売らなければなりません。
インデックスのように超長期で考えていると資産がなくなってしまう可能性もあります。
しかし、アクティブファンドは悪いわけではありません。
上手くいけばリターンが大きいのでアクティブで大きく稼いで、インデックスで守るといった戦略をとりたいです。
これからは、市場の勉強をしつつ、よりリスクとリターンが大きい市場に挑戦したいと思います。
知識としては投資信託以外だと仮想通貨が一番多いので仮想通貨FXでも良いかもしれません。
インデックス投資をやってはいけない理由
最近、インデックス投資が流行っている気がします。
人によっては「投資をしないやつは馬鹿だ」とか、あたかも必ず儲かるような論調です。
長期的に保有すれば儲かるだの、今昔散投資すればリスクは低いだのと言っている人もいます。
正直言って気持ち悪いです。
必ずかるなんていう ことがあるわけないじゃないですか。
誰でも知っていることです。
なぜ、高確率で儲かるとか錯覚してしまうんですかね?
意味不明です。
一応書いておきますが、インデックス投資は必ず儲かる投資法ではありません。
長投資はリスクがかなり高い投資です。(リスクは短期であるほど小さいです。)
また、去年から今年の頭にかけてはガンガン上がってましたので、買いたくなる気持ちはわかります。
初心者は高くなると買いたがるんですよね。
で、下がると売りたくなるとか救いようがないです。
インデックス投資は知識があまりなくてもできるといわれるかもしれません。
しかし、市場のリスクを長期間にわたり受ける本格的な投資です。
知識も覚悟もない人に簡単に薦めれるものではありません。
自分で理解していない金融商品は買ってはいけません。
健康投資について
前回、健康のために一駅歩き、野菜を食べ、間食を減らすということを書きました。
誰にでもできることだと思います。
しかし、物足りなさも感じます。
今回はブラスアルファで何かをする場合、何をすればいいか考えてみます。
健康法は様々なものがテレビやネットで紹介されています。
良さそうに思う反面、胡散臭くもあります。
また、どのようなものが効くのかはよくわかりません。
炭水化物を減らすとかトマトを食べるとかアボカドがいいとか言われても胡散臭いだけです。
また、バランスのいい食事とか体幹トレーニングとか体によさそうですが、具体白的に何をすればいいのかわかりません。
プラスアルファで何かをするのは意外と難しいです。
では、どのように健康プラスアルファを考えるかというと科学的根拠を元に考えます。
具体的には臨床試験と機能性表示食品です。
生物学博士としては臨床試験の結果とか結構胡散臭いと思ってしまいます。
しかし、根拠の示されていない健康法よりだいぶ信頼できます。
今回は科学データがあり、毎日無理なく摂取できるものという条件で探してみました。
今回、良さそうだと思ったのは「お酢」です。
内臓脂肪や血糖値など生活習慣病に効き、料理に少し入れればいいだけのものです。
煮物や炒め物に少し足したり、サラダのドレッシングにポン酢を使うだけで簡単に摂取できます。
というか、今でも無意識のうちに摂取しています。
これを毎日摂取するように心がけるだけです。
必ず取るようにするわけではありません。あくまでも心がけるだけです。
健康マニアではないので、できる範囲で無理なくやっていきます。
投資も健康も無意識のうちに手間をかけずにリターンを目指していきます。